こんにちは、あまねです。
無事にWWANモジュールの取り付けとデバイスドライバインストールに至るも、クレジットカードがないという大きな壁に阻まれ、回り道をしなければならなくなりました。
前提条件
今回使用したマシンは、Windows 8.1とDebian 8にそれぞれ必要なデバイスドライバがインストールされたN5321とWWANアンテナ搭載のX250です。
SIMカードを手に入れる
格安SIMはクレジットカードがないとどこも契約してくれないなんて知りませんでした。ざんねん。
今のところSIM比較の記事とか、ここのSIMはデビッドカードで契約できるとか、そういうお金の香りがする記事を書くつもりもないので、クレジットカード契約を先延ばしにしてとりあえずプリペイドSIMに手を出すことにします。
プリペイドSIMは4000円から5000円程度で売られています。数ヶ月の使用期間を過ぎるか、あるいは高速通信容量を使い切ると即使用終了となるものが多いです。継続利用目的には再購入・追加容量購入ともにコストが大きいので、外国人旅行者や、格安SIM初心者(試用)向けの商品と言えます。
今回は将来月次契約に切り替えるという見通しが立っているので、月次契約の際に支払う初回手数料(3000円程度)を考えると妥当な値段と判断し、購入に踏み切りました。
SIMカードを取り付ける
X250の右側面にThinkPad X250にはマイクロSIMカードスロットが搭載されているので、それをピンを用いて引き出します。
ピンはSIMアダプターなどに付属している細長い針金を使えば良いですが、極細のマイナスドライバーや伸ばしたゼムクリップなど、ホールにある程度深く挿さる太さの固い棒状のものであれば何でも良いはずです。今回は安全ピンを分解して代わりとしました。
引き出し方にはある程度コツがあります。ホールは実に簡素な構造であり、奥まで挿入することでスイッチを押してバネの力を働かせるような便利機能はありません。ピンを挿入して一定方向に力を傾けて引っ掛けるようにして引き出します。X250では向かって右に曲げるように力を入れると簡単に引き出すことができました。
回線を開通させる
各格安SIM会社の定める所定の手段で、SIMカードを通して通信ができるように手続きをします。
参考までにIIJmioでの手続きを示すと、
- 発信者番号を通知できる電話機を用意する
- 開通センター(自動受付)に電話する
- SIMに結び付けられた電話番号とパスコードを入力する
のような感じです。買ったその場で開通できる便利さがプリペイドの売り、ですね。
次回、最終回の設定編IIです。Linuxでだいぶ苦労します。